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2023年9月22日金曜日

英文のリーディング+Rugby World Cup

 英文のリーディング+Rugby World Cup



「英語リーディングの秘密」(薬袋善郎・著)という本を読み始めました。

この本のことを話す前に、ちょっと私の英語学習のスタンスについて触れます。私の英語学習は、「話せること」に重点を置いています。「話す」ためには、ボキャブラリーを増やさなければならない。だから、本を読んだり、TED×Talksを聞いて、表現を学ぶ。ところが、そういうスタンスで(辞書を使わず、分からないところは分からないまま受け入れるというスタンスで)本を読んでいると、著者の言いたいことが分からなかったり、ストーリーの前後のつながりがおかしく思えることがよくあります。

ボランティアガイドも、100パーセント聞き取れて、受け答えできる状況は存在しないので、本でも当然そういう状況になるだろうということを受け入れて本とつき合おうと思っていたのでした。

「英語リーディングの秘密」は、そんなスタンスであなたの英語は上達するのかと問題提起してくれた本でした。正しく読まないと、本当の意味は理解できない。本当の意味が理解できないということは、私が発信する側に立ったら、相手に理解してもらえる英語を発信できないということではないのかと言われているように感じました。

一方で、この本は、斜に構えた言い方をすれば、受験英語の指南書の側面を持っています。英文を数式にたとえ、単語(特に動詞)にナンバーをふって、公式として解こうとしています。よくあることですが、知らない単語が入った文章でも、その知らない単語に惑わされずに、文章全体の構成を正しく理解できるように方程式を解くような読解術を指南してくれます。

そういう力をつければ、英語の基礎能力もレベルアップできるでしょうが、ネイティブ感覚の英語ではなく、日本人好みの学習英語という側面は否定できないと思います。でも、そんなことは、話せるようになれればどうでもいいことですから、この本の学習方法にトライしてみようと思いました。


🌒🌒🌓🌔🌔

JAPANTODAYの9月18日配信の「England grind Japan down to win 34-12 at Rugby World Cup」からサンプル英文を取り上げてみます。

Flyhalf George Ford's pass glanced off prop Will Stuart's arm backwards and ricocheted forwards off prop Joe Marler's mohawk into the grateful hands of captain Courtney Lawes who walked in between the posts.

この英文は、「英語リーディングの秘密」が取り上げるような難しい構文が含まれているわけではありません。「glanced off」と「ricocheted off (into)」の2つの動詞が並列で並んでいるだけです。「walked in」は、「captain Courtney Lawes」と説明する関係代名詞が頭にある形容詞節の中にある動詞です。英語リーディングの秘密」的に言うと、「動詞型3つの英文」でしょう。

辞書なしで挑んだ最初の訳文は、
「フライハーフのジョージ・フォードのパスが、プロップのウィル・スタートの手に逆向きに渡り、プロップのジョー・マーラーのmohawkがricochet して、幸運にも(相手陣の中央の)ゴールポストの位置に歩いて入ったキャプテンのコートニー・ロースの手の中に入った。」としました。

「glance」、「ricochet」などの動詞の意味が分からないと、何を説明しようとしている英文なのかも分かりません。
この時、「glance」は、「ちらっと見る」行為に関連した意味だろうと思いました。うまく訳文が出てこなかったので、英文全体があるプレーの詳細を説明しようとしているのだろうという予測から、「手に渡る」と訳してみました。「ricochet」は初めて見る単語で、まったくイメージがわきませんでした。その上、「mohawk」の意味も分からなかったので、さらに混乱しました。

分からない単語を辞書で調べた後の訳文は、
「フライハーフのジョージ・フォードのパスが、プロップのウィル・スタートの腕に当たって後ろにそれ、プロップのジョー・マーラーの頭で前方に跳ね返って、幸運にも(相手陣の中央の)ゴールポストの位置にゆっくり進んだキャプテンのコートニー・ロースの手の中に飛び込んだ。」としました。

ラグビーのルールも、ポジション名も知らないので、まったく支離滅裂な訳文になる可能性があったのですが、出来上がったものはそこそこだと思っています。
頭に当たって跳ねたボールはまだ生きているのだということも、大変珍しいプレーであるということも翻訳を進めていくなかで知りました。もう一つの、まったく分からなかった単語、「mohawk」は、「モヒカン刈り」という意味で、ジョー・マーラーがモヒカン刈りのヘアースタイルで、その頭に当たって跳ねて、ゴールにいたキャプテンの手に渡ったと解釈しました。

こういう練習を続けたら、英文を正確に読む癖がつくのではと思い、これからも続けたいと思います。






2023年6月2日金曜日

不自然な言い回しについて

不自然な言い回しについて




数日前のことですが、ある新聞の読者欄に、外国から日本に来て日本語学校で学んでいる人たちの意見を集めた特集がありました。その一つを読んで、とても感銘を受けたので、自分の意見を書きたいと思った次第です。

その投稿によれば、この投稿者が習得しようと努力している日本語学習に関して、「日本語の初中級のテキストは実際に使うことのないような表現ばかり」で、上級になると逆に、「答えにたどりつくまでに似たような選択肢を罠のように仕掛けてくる」ような「不自然に作られた日本語」ばかりだと感じているようでした。その上、「実際に日本人と話してみると、簡単な言葉しか使ってくれなくなる」ので、フラストレーションがたまるというような内容でした。

この投稿を読んで、彼の言いたいことは、何となく分かったような気がしました。そして、この投稿者の結論は、その状況を克服して、自然な日本語と触れ合うことを期待するというようなものでした。

私は、この分析はまったくその通りだと思うが、それが日本語学習の妨げになるかどうかは別問題ではないかと思いました。不自然とわかるということは、自然な表現との違いが認識できるレベルに達しているというということではないでしょうか。

話を
私の英語学習に無理やり当てはめてみますと、私のスタンスは、もともとネイティブの英語を習得するのは無理であって、伝えたい内容さえ中身のあるものであれば、初中級の英語とわかってしまっても、話題のそれなりの深さはわかってもらえるはずだというものです。この投稿者の意見とはあまりにも違っています。

とはいえ、私の英語学習の状況がより上級のレベルまで上達すれば、この投稿者のような「満足できない」というイメージを共有できるようになるかもしれません。


 

2021年12月22日水曜日

働くとはどういうことなのか

 働くとはどういうことなのか



コロナ禍で、今までの価値観がゴロゴロと崩れていく感じがしています。例を上げれば、「年賀状」。少し前までは、今どき年賀状はあまり意味がないよね、でも、むかしからの習慣だからなかなかやめられないよね、という感じでした。ところがコロナ禍を経て、その流通量はピーク時の4割に減って、本格的な価値観の変化が起こっているようです。

さて、少し前のことになるのですが、「働くとはどういうことなのか」という疑問に答えてくれた記事を取り上げてみたくなりました。日本社会が斜陽化し始めたころ、私達はどうすればいいのかという論調だったと思います。まず英文で、その後、その元の文章を続けてみます。


<英文>

When you wanted to find a reason why you started working after graduating your university. It's difficult to explain, if you hope to express the convincing explanation. Furthermore, after belonging to your company and continuing your job a little long time, you became to feel a frustration. And, you might feel surroundings disturbed your achievement. However, the real reason of the failure was your powerlessness. 

Regardless of such unhappy fact, I recommend to start working. I suggest you, young newcomers, that you can wander around in your working situation. In some case, you may happen to meet with the chance you have never ever expected. In nine times out of ten, you get weak at your knees and cannot take the chance. And, you would feel upset about your own uselessness.

Even so, because you did wander around, you did experience the moment that you had a chance to grab a chance. And you can be proud of the fact you experienced the moment. On the contrary, there would not be the perfect job which matches you 100 percent. In my opinion, it's not necessary to present the perfect job matching 100 percent for you. If there is that moment, it's worth for you to start working.    


<日本語文>

働くということに意味を見出そうとすると中々答えが見つからないだろう。そして、仕事を続けているときっとうまく行かないもどかしさに苦しむ体験をするはずだ。まわりに振り回されうまく行かないと感じることもあるだろうが、一番感じるのは、自分自身の無力さだろう。

それでも、働くことを選ぶべきだと思う。うまく行かなくて、ぶつかった壁のまわりでウロウロしているだけでもいいじゃないか。ウロウロしていれば、偶然に思いもかけないようなチャンスが飛び込んでくることが必ずある。そしてたいていは、そんな絶好のチャンスに体がすくみうまくできなくて、自分が心底嫌になったりする。

しかしそうであっても、ウロウロしていたからこそ、チャンスをものにする瞬間に立ち会えたわけだ。そして、その事に誇りを持てる。自分に完全にマッチする仕事などこの世に存在するとは思えない。それでも、働く方がいいと考えるのは、働いていればそういう大事な瞬間に出会えるからだ。だから、働くということに私は意味があると思う。


<まとめ>

一方で、日本の社会は相変わらずこういう精神論に埋没していて、変化し続ける世界に対して競争力を持たなくなってしまっているのではないかとも思います。「甘いな」と言われそうですが、日本のこういうところが捨てたものじゃないと感じています。




2021年12月21日火曜日

Mental capacity 心のゆとり

Mental capacity 心のゆとり




最近、ある記事を読んで、もっともだと思ったことがありました。その一部を英文で再現して、文意が伝えられるかどうか試してみたくなりました。まず英文で、その後、その元となった文章を続けてみます。


<英文>

Many people were suffered badly because of COVID-19 pandemic. Not only their health but also their mental stability. There is a typical story below; this would not happen if COVID-19 didn't appear.

I happened to meet an old friend one day. We had just a chat, and at the end, I said 'let's have a drinking party some day.' Then, my old friend started to organize 'the drinking party' with other friends and decided to hold the party. I said 'but, how do you think the existence of the Omicron?' And I pointed out that it's too early to hold the drinking party.

I don't understand why, but, he said 'you are too much nervous, don't worry.' And he continued that it was important to support Japanese whole economy. I couldn't understand him, and I thought he would only like to enjoy the drinking party. I unintentionally said to him 'it's a matter of human life, do you really consider this aspect?' My old friend suddenly got bad-tempered, and said 'you are mocking me.'

What is wrong about this whole story? I can say that is his thoughtless action, or?  


<日本語>

コロナ禍で、様々な不都合が発生したが、人の心もひどい影響を受けている。たとえば、こんなことはきっとコロナ以前では起こらなかっただろう。

ある時、私は古い友人とばったり会って、ちょっと話してから、「またみんなで飲みたいね」といって別れた。するとその友人がさっそく他の友達に電話して、みんなで集まろうという話を決めてしまった。私としては、オミクロン株のこともあるし時期尚早だと思い、その友人の誘いにみんなで会うのはまだ早いよと伝えた。

ところが、その友人は私の言うことを聞いてくれないで、「心配し過ぎだよ」と言い、「日本の経済を回すのも大事だと思うね」と言ってくる。私の心の中に「ただ飲み会をしたいだけでしょ」という考えが過り、「人の命の問題なんだよ。そういうこともちゃんと考えてる?」と言ってしまい、友人はムッとして「馬鹿にしてるんだ」といった。

これは、何が悪かったのだろう?友人の軽率な動きがいけなかったのか、それとも・・・?


<まとめ>

この記事を読んだのと相前後して、コロナ禍で、人の心の中のかなり広い範囲を「コロナ・コロナ対策・コロナに対する恐怖・・・」が占領してしまい、他の人と自分とは当然考えに違いがあるんだから、他の人と自分と考えが違っていても、その人の考えは間違っているとか考えるのは決めつけ過ぎだというような、「心のゆとり?」がなくなってしまって、みんな心がギスギスしているんだよという話を聞いた。

自分も、コロナ禍の前の感覚でイベントごとを企画しようとしている友人に納得がいかなくて、距離を置くようになってしまっています。コロナは心も蝕む病気なのかもしれないと、このごろ思い始めました。




2021年10月10日日曜日

Facebookは時代遅れ?

Facebookは時代遅れ?



英会話教室のネイティブ講師のC先生が、最近の授業でSNSに関して、「ボクの考えでは、Facebookはもう時代遅れだと思う。」と言いました。(この時の先生のセリフは私の超訳です。以下同じ)

私のFacebookは登録しただけで「時代遅れ」以前の代物なので、その瞬間はあまりピンとこなかったのですが、少ししてから書きたいことが浮かんできました。


2019年7月に書かれたインターネットの記事によれば、「mixiから始まり、Twitter、Instagram、LINE、最近ではTikTokなどが流行っている。ミレニアル世代を中心に流行したFacebookだったが、次の世代ではFacebook離れが進んでいる。」というのです。

これが、C先生の言う「Facebookはもう時代遅れ」という話なのだと思いました。

では、この話はどの程度当たり前となっているのか気になったので、もう少し検索を進めました。すると、「Twitter、Facebook、Instagramはもはや時代遅れ?」という記事を見つけました。この記事が書かれたのは2017年3月で、前述の記事の2年余も前になります。この記事の趣旨は前述の記事と同じようですが、「こうなるであろう」という予測の部分が多いように感じました。

さらに、これは日本だけの見解かもしれないという疑問が浮かび、「Facebook outdated」で検索すると、いくつか同じ趣旨の英文記事が見つかりました。2020年3月に書かれた記事には、「InstagramとSnapchatは人気が高まり、Facebookはスポットライトから外れた。」と書かれていました。Instagramの位置づけが、日本の記事のニュアンスとは違っているようですが、Facebookに関する部分の趣旨は同じです。

「Facebookはもう時代遅れ」という話は、日本だけでなく多分、欧米でも同じような見解だということなのでしょう。さらに言うと、C先生が日本語の記事を読むとは思えないので、このあたりがC先生のネタ元ではないかと思います。(未確認ですが)


この話を書いていて、もう少し書きたいと思ったのが、「mixiから始まり…」という部分です。2004年にサービスが始まったmixiは、「かつては流行していた」という文脈で使われることが多くなったと思います。私には、mixiをやっている人というのは、少し手間がかかってもやろうという熱心な人が多いというイメージがあります。ここで強調したいと思ったのは、大流行したものほど、いつかはそうではなくなるということです。

そういう流行のトレンドは移り変わっていくという中で、個々人でいうと常にその先端にい続ける人もいるということに気づきました。

ミクシィの取締役だった小泉氏は2013年12月にメルカリに移り、2019年9月にメルカリ会長に就任していたのです。メルカリのTVCMが盛んに流れ、メルカリが一挙に全国区になったころではないでしょうか。mixiにしろメルカリにしろ、成功の法則があって、そういうことを実現できる人は限られた特別な人だけだということでしょう。(何かうらやましいということを書きたいだけなんですが。)


「流行」というキーワードで話を展開すると、TEDx Talks 「What your speaking style, like, says about you」のことに触れてみたくなりました。このトークは2014年11月に収録されたもので、アイルランド国立大学の社会言語学者Vera Reganさんのトークです。

トークを超訳すると、「He was, like, way tall.」(彼は背が高い、みたいな…)という若者が使う言い回しがある。彼女がダブリン校に着任して、アイルランドではこの言い回しがどの程度使われているか調べたところ、アイルランド特有の表現があることを発見した。「He was way tall, like.」という表現がそれで、likeの位置がちょっと違うだけと思ってしまうかもしれないが、新しい言い回しでも語順には明確な基準があって、そこが違っているのはとても特殊なことである。それだけではなく、このアイルランド特有の新しい表現は、アイルランドに住む外国人の内、アイルランドに住み続ける予定の人に多く、世界的な若者言葉の語順を使う人は、将来アイルランドから別の場所に移ろうと思っている人に多い。

私からすると、取り立てて特別な大発見とは思えませんが、きっととても重要な発見なのでしょう。


その後、「Facebookは時代遅れ」と言いたい人の言い分がこういうことではないかと感じれれる記事を見つけました。「フェイスブックを止めたらリアルに起きた事」という内容の2019年5月の記事です。

この記事を超訳すると、フェイスブックには、フェイスブックピクセルというトラッカーが埋め込まれていて、フェイスブックを見れば見るほどターゲティングされたCMが目に入るようになり、実体験としてウェブを通して商品を買いたくなる気持ちにさせられ、この記事を書いた人は実際に多くの商品を購入した。そしてフェイスブックをやめて、フェイスブックピクセルを駆除したらターゲティング広告に悩まされることもなくなった。

実は私もこのターゲティング広告が嫌いな部類の人間です。私はYahoo検索を使うことが多いのですが、ターゲティング広告にならないよう設定を変更したのですが、起動画面上にはターゲティング広告が現れなくなったのですが、それに紐ついた画面上では結局のところターゲティング広告が現れますし、Yahooとは関係ないはずの多くのホームページにも、ターゲティング広告が表示されます。こういうことの元凶がフェイスブックピクセルというのなら、私もAnti-Facebookになるかもしれないと思います。


さらに、2021年4月に書かれた「Facebook=時代遅れは日本だけ」という記事も見つけました。中身は東南アジアでFacebookを活用したビジネスを展開できるというセミナーの紹介のようです。

私が通っている英会話教室で一緒に勉強しているフィリピン人の生徒の話では、フィリピンいる親戚、友達などとの情報のやり取りはFacebookを通じてやっているそうです。フィリピン人にとっては、Facebookはコストの安い有益な情報プラットフォームなのでしょう。


色々と思うがまま書き進めてきました。何がいいとか悪いとか、私の知識では断ずることができませんが、「Facebookは時代遅れ」というキーワードで知らない世界を垣間見ることができた気がしたという話でした。





2019年10月20日日曜日

英語ガイド始めました・後編

英語ガイド始めました・後編




「Stand still」作戦失敗

😓前回の失敗を踏まえて、どう話し出すか作戦を立ててみました。相手の出方に合わせてこちらが対応するのは、今の自分の能力では無理なのを実感しましたから、まずこちらのペースに巻き込もうというのがこの作戦の骨子です。
まず、自己紹介やら、この場所の概要説明をする前に、

Would you please come here and stand still a few minutes, and I'll explain myself and this place first.

みたいに言って主導権を握ろうと思ったのです。


😺 😺 😺 😺 😺 😺 😺

この作戦は、前回のガイドの時、相手がずんずん歩いていくのを制御できず、結局トークのタイミングも逸したという反省から思いつきました。思っていた長いセリフは言い切れませんでしたが、ゲストは立ち止まって、聞く態勢になってくれました。

そこまでは作戦通りでしたが、いざ概要説明を始めると、知っているだろうと思っていたことをゲストに「知らない」と言われてしまい、その説明に手間取って、いつまでたっても立ち止まった場所から移動できません。しかも、初夏の強い日差しが、私の心配性な心を刺激してきます。

結局、後半の説明を飛ばして、私から歩きだしてしまいました。そうすると、準備した一連の流れが、うまくいかなくなって、説明内容が歴史的に正しくなくなってしまいました。ゲストは日本の歴史を端から知らないわけですから、説明が正しくなくなっていることに気づきようがありません。何とかめちゃくちゃにはならないようにしたつもりではありますが、「太陽がまぶしかったから・・・」と言い訳するわけにはいきません。うまく行かないものですね。



次は「afterwards 作戦」だ

今回はゲストが1人だったこともあって、集中できたと思います。ただし、何といいますか、中身が薄いというのが反省点です。特にガイドをスタートしてから10分間ぐらいの間は、話したいことが比較的たくさんあるのですが、うまくできません。この場所ではこれを話そうと考えていたことが、話し切らないまま移動しているうちに曖昧になってしまうのです。

ゲストが歩くスピードと、私が話すスピードを比較すると、話したいことをすべて話し切るのは、冷静に考えれば無理な話だとすぐ分かります。一方で、別の場所では、話すことがなくて長い沈黙が生じてしまうことも度々あるのです。

そこであることを思い出しました。
私はこのボランティア「英語ガイド」を始める前から、ある英会話教室に通っているのですが、ある時、先生がいった一言が頭に残りました。

Today, we are going to look at a video few minutes. Afterwards, I'll ask several questions. Then, please look at....

この「afterwards」ですが、なかなか優れものではないかと思ったのです。トークの中に「afterwards」を混ぜることで、「こんなことも後で説明できるよ。」というスタンスを見せることができるのではないかというアイデアです。このアイデアは、私が期待しているほどうまくいくかどうか分かりませんが、次回試してみたいと思います。


😺 😺 😺 😺 😺 😺 😺

私の話した英語は(少しばかり恥ずかしいので)割愛して、何を言おうとしたのかというと、「ここに来られる前に、大阪に行かれたんですね?」こういうフレンドリーな物言いを目指しました。うまく言えなかったので、ずっと頭の中に残っていたのですが・・・

So, did you visit Osaka before you come here?

こういったら伝わったでしょうか?




世の中うまくいかないね

「Afterwards 作戦」はよく考えた作戦だったと思うのですが、「状況」がすべてに優先するわけで・・・。その「状況」はこんな風に進んでいきました。

ゲストが思いのほかフレンドリーで、向こうから、「Do you know our country ? Do you know  (city's name) ? We are from 💭💭.」ってな感じで話しかけてきてくれるわけです。

そうすると、「Oh, I know 💭💭, it's a very famous city.」ぐらいは言いたくなるわけです。何といっても私が知っている都市の名前が出てきたので、こちらもうれしくなっていますから。


😺 😺 😺 😺 😺 😺 😺

すると、「So, do you know (food's name) ? 💋💋 is a very famous our country's food. Have you ever eaten it ?」という二の矢が飛んできました。

「💋💋」って何だ?ウーンまずい。何か言いたいが何も出てこない。このペースちょっとまずくなって来たぞと思う訳です。(その国の代表的な食べ物と言ったらまず出てくるのがそれだったようです。)

後で考えれば、「私は日本から来ました。日本の有名な食べ物知ってますか?日本は『お寿司』が有名なんですよ。食べたことありますか?」ぐらいは外国人に話してみたくなるのは当然です。でも、その時の私は、その食べ物の名前を聞いたことも、類推することできませんでした。食べ物に関して、あまりにも予備知識なさすぎでした。

出鼻をくじかれると、(「Being thrown cold water on my small bravery・・・」)せっかく完璧に用意したつもりの出だしの説明が、前回同様支離滅裂になっていくのが、悲しいほど自分で感じ取れます。話はうまく展開しないし、ゲストは(ずいぶん我慢してくれたのですが)「もう先に進もう」という態度になって、「Afterwards 作戦」どころではありません・・・。

うまくいきませんでしたが、「知らないことが出てきた時は、『そのことは知りませんが、こういうことなら知っています。と話をつなげよう。」というのが先輩の教えです。今なら、こういったらどうかと思います。

Can you eat standing that food in a street ?」とか、
What is that food made of ?」なら話がつながりそうです。


😺 😺 😺 😺 😺 😺 😺

実はこの後、更なる失敗が続くのです。(トホホ・・・)

盛り下がったトークを助けてくれたのは、「忍者(Ninja)」くんでした。忍者のコスチュームで観光客の観光気分を盛り上げてくれている「忍者」くんが目の前にやってきてくれました。ゲストは大興奮、写真を一緒に撮ってもらえるよう頼んでほしいということになりました。そんなことはオーケーに決まってます。そのために来てくれたのですから。

失敗というのは、「この状況うまくいった」と思って気が緩み、思わずこう言ってしまったことです。

「一人でいいでんか?皆さんで入りたくないですか?」

そうじゃないでしょう!

Why don't you all get in ? I'll take it !

そうです。その時わたしは思わず、日本語を使ってしまっていたのでした。(がんばれ私・・・)

つづく・・・



英語ガイド始めました・前編

英語ガイド始まました・前編




初めての英語ガイドは?

😀さて、私の初体験は、アメリカの西海岸から見えたご夫婦でした。

先輩ガイドにほとんどのパートを受け持ってもらい、ほんの時々説明を試みたというのが実際のところです。その上、自己紹介もうまく言えず、こいつはまずいと思っていたところに、突然先輩のスマホに着信音が・・・。

「えー、今電話が掛かってくる?」

できなくてもいいから準備した通りツアーの概要を説明しよう・・・。

💦 💦 💦 💦 💦 💦 💦

We will make (a short tour to ・・・) みたいに言おうとしたのですが、カッコ以降は声にならなくて、自分でも何言ってんのかって感じになったところへ先輩の声が・・・。
「助かった。」

その後も、頭の中ではあんなに上手に言えていたのに、実際の説明は、ポツ、ポツ、ポツというスピードでやっと単語がつながっているだけ。

「何が言いたいのか、うまくまとまらない!」

するとゲストの奥様が、(なんと優しい)逆質問でフォローしてくれるではないか。旦那さんはというと、Ahh・・・ Wow・・・てな感じで、分かってくれているのか心配にはなるが、こっちが話し終わるのを優しく待ってくれている。

「本当にいい人にあたってよかった。」

Please look up (・・・) みたいに説明を試みるも、「うっ、続かない!」(優しい)先輩のフォロー、さらにもう一回、先輩のフォロー、てな感じでツアーがとりあえず進む。そんな感じで1時間30分のツアーは終了。Thank you. って言ってもらったけど、

「こちらこそサンキュー」

次回はもっと何とかしたいゾ。






How did they get in there ?

ボランティアガイド初体験の話の続きです。具体的にいえば、ゲストと並んでそぞろ歩きしていた時だったと思います。その前にどういう sentence があって、この言葉が続いて発せられたのか思い出せないのですが、この 「How did they get in there ?」という質問を受けました。この sentence は、聞き取りが不十分だったのではなく、本当にこの通り言われたのだと思うのですが、その時の状況とそぐわないように思いました。

直訳すれば、「彼らはどのようにしてそこに入りましたか?」になります。もちろん、この言葉を聞いた時、どこかの施設の入口にいたようにも思うので、そういう意味で言われたのかもしれません。インターネットで調べた限りでは、「get in there」の日本語訳は「そこに入る」が正しいように思えます。ただ、今までの経験的に判断して何か違う意味合いを持っているのだという気がしてなりませんでした。

💦 💦 💦 💦 💦 💦 💦

似たような表現を探すと、「You can really get in there. You can move it around and it's sturdy.」 というのはどういう意味ですかという質問を、ネイティブの回答者に尋ねている記事を見つけました。この質問が発せられたシチュエーションは、「That sentence was used in the situation that a person introduced his project.」と説明されていていました。その記事を読んで、「get in there」が直訳通りの意味だと何となくそぐわない状況と似ていると思いました。この記事はこの記事で、英文だけの記載で日本語訳が載っていないので意味が取りづらいのですが、このような回答が続いていました。

「He probably means that it is very effective at its job (at least that's what I can say sorry if this doesn't help).」

回答者の分析内容は、この質問者が理解できなかった言葉を述べた人の伝えたかったことは、「『やってみる価値がありそうだね。』と言っているのじゃないかな?」と言っているのではと解釈しましたが、ここで交わされた質問と回答は私の理解力の範囲を超えています。 参考≫ 「HiNative」 2017.09.23

💦 💦 💦 💦 💦 💦 💦

The fact that I don't have any successful experience shrinks me very often. 

この状況はまだまだ続きそうです。 





新元号「令和」について

第2回目のゲストは、ドイツからの2人連れの旅行者でした。とても気さくで、こちらの不手際もおおらかに受け止めていただけました。(ありがとうございました。)

今回は、やはりというべきか、元号が「令和に変わるとはどういうことなのか?」という質問が出ました。何を話すべきか考えがまとまっておらず、日本語で聞かれていたとしても答えられなかったでしょう。説明は、同行してくれていた先輩がおもに引き受けてくれましたが、先輩も準備不足な感じでした。(生意気言ってすみません。)

まず、用語をおさらいすると、「元号」は、「Japanese calendar」とか、 「name of an era」です。こんなことしか言えませんが、

The name of Japan's new era is "Reiwa". And "Reiwa" means "beautiful harmony".

「令和」の英訳は、新聞などにはもっと直訳的な表現が出ていたと思いますが、外務省が「beautiful harmony」を表わすと発表したようです。ちなみに、「平成」は、「achieving peace」だったようです。改元が行われるのは、

When Crown Prince succeeds to the Emperor, new era begins in Japan.

他にも、「即位する」という英語は、「take the throne」と言うようです。「take over」でもいいように思います。正確な使い分けはできませんが、「take over」だと、「責任を引き継ぐ」という部分をクローズアップしているように思います。

😺 😺 😺 😺 😺 😺 😺

「天皇の即位式」は、「enthronement ceremony」、より具体的には、「ceremony in which the Emperor take the throne」でしょうか。

An enthronement ceremony was held on May 1. And, the Emperor received the first public's congratulations on May 4.

「上皇」は「the Emperor Emeritus」
「皇太子」は「the Crown Prince」です。




「戦国時代」が通じない

今回ガイドさせてもらったのは、カナダからのゲストでした。結果を総括すると、準備したトークはグダグダで、まとまりがないまま次の案内に回るみたいな感じでした。緊張してしまうと、自分がどう話したのかとか、ゲストがどう反応してくれたとか、覚えていられません。もっと具体的な報告をしたいのですが思うにまかせません。(くやしい!)

さて、私がガイドしているのは戦国時代の建物が見学できる観光地の一角なのですが、ガイドの最中、準備しておいた英文をほぼ朗読に近い調子で説明したところ、「その The Sengoku period っていつのことですか?」と聞かれました。
そのあと、「The Edo period のことか?」と聞かれたと思うので、そのゲストは「江戸時代」は知っているが、「戦国時代」は知らないということだと思います。

(具体的な英文が欲しいところですが、力不足でありません。)

これは、私にとってはかなりショックでした。当然「戦国時代」という言葉は、この場所に来てくれる外国人にとっては、知っているはずの日本語だと思い込んでいましたから。
説明の元となる日本語の文章を考える時点で、「戦国時代」は当然分かってもらえているものとして全体の説明を考えていました。ですからその前提が崩れた今、私の説明はもしかするとまったく伝わっていないかもしれないという、とんでもない不安に襲われました。

その瞬間は、だからと言って急に説明文を変えることはできませんでしたので、話の続きで「戦国武将」という言葉も使いました。「戦国武将」の英訳は、「Sengoku warrior」だと思い込んでいましたのでその言葉を使ったのですが、うまく理解してもらえていない「Sengoku」だけでなく、「Warrior」にもマイナス反応がありました。「なんで今の脈絡の中で Warrior が出てくるの?」という受け取りだったと思います。

もしかしたら、「Warrior」には、「Lord of the Rings」の登場人物たちのようなイメージがあって、それが日本の「武将」とはイコールにならないのではないかと思います。ただそれは私がそう思い込んでいるだけで、本当は違うのかもしれません。とはいえ、それ以上突っ込んだ会話ができたわけではなく疑問は未解決のままです。

😺 😺 😺 😺 😺 😺 😺

その場ではそのままで終わってしまったのですが、気になるのでどういう日本語なら通じるのかインターネットで調べてみました。ちょうどほしい情報は見つかりませんでしたが、一例を上げると・・・

『世界に通じる殿堂入りランキングベスト5は、
1位 寿司 100人/100人
2位 忍者  98人/100人
3位    96人/100人
4位 芸者  90人/100人
5位 刺身  89人/100人』とのことです。

『世界に知られている意外な日本語ランキングベスト20』というのもあったのですが、その中には歴史にかかわる日本語は皆無でした。やっぱり、歴史を語るなら「忍者」、「侍」に結びつけないとダメみたいです。

参考≫ 世界に通じる意外な日本語ランキング【ニュースな日本語調べ】
「テレビから始まるエンタメ情報」 2018.12.16