2021年12月22日水曜日

働くとはどういうことなのか

 働くとはどういうことなのか



コロナ禍で、今までの価値観がゴロゴロと崩れていく感じがしています。例を上げれば、「年賀状」。少し前までは、今どき年賀状はあまり意味がないよね、でも、むかしからの習慣だからなかなかやめられないよね、という感じでした。ところがコロナ禍を経て、その流通量はピーク時の4割に減って、本格的な価値観の変化が起こっているようです。

さて、少し前のことになるのですが、「働くとはどういうことなのか」という疑問に答えてくれた記事を取り上げてみたくなりました。日本社会が斜陽化し始めたころ、私達はどうすればいいのかという論調だったと思います。まず英文で、その後、その元の文章を続けてみます。


<英文>

When you wanted to find a reason why you started working after graduating your university. It's difficult to explain, if you hope to express the convincing explanation. Furthermore, after belonging to your company and continuing your job a little long time, you became to feel a frustration. And, you might feel surroundings disturbed your achievement. However, the real reason of the failure was your powerlessness. 

Regardless of such unhappy fact, I recommend to start working. I suggest you, young newcomers, that you can wander around in your working situation. In some case, you may happen to meet with the chance you have never ever expected. In nine times out of ten, you get weak at your knees and cannot take the chance. And, you would feel upset about your own uselessness.

Even so, because you did wander around, you did experience the moment that you had a chance to grab a chance. And you can be proud of the fact you experienced the moment. On the contrary, there would not be the perfect job which matches you 100 percent. In my opinion, it's not necessary to present the perfect job matching 100 percent for you. If there is that moment, it's worth for you to start working.    


<日本語文>

働くということに意味を見出そうとすると中々答えが見つからないだろう。そして、仕事を続けているときっとうまく行かないもどかしさに苦しむ体験をするはずだ。まわりに振り回されうまく行かないと感じることもあるだろうが、一番感じるのは、自分自身の無力さだろう。

それでも、働くことを選ぶべきだと思う。うまく行かなくて、ぶつかった壁のまわりでウロウロしているだけでもいいじゃないか。ウロウロしていれば、偶然に思いもかけないようなチャンスが飛び込んでくることが必ずある。そしてたいていは、そんな絶好のチャンスに体がすくみうまくできなくて、自分が心底嫌になったりする。

しかしそうであっても、ウロウロしていたからこそ、チャンスをものにする瞬間に立ち会えたわけだ。そして、その事に誇りを持てる。自分に完全にマッチする仕事などこの世に存在するとは思えない。それでも、働く方がいいと考えるのは、働いていればそういう大事な瞬間に出会えるからだ。だから、働くということに私は意味があると思う。


<まとめ>

一方で、日本の社会は相変わらずこういう精神論に埋没していて、変化し続ける世界に対して競争力を持たなくなってしまっているのではないかとも思います。「甘いな」と言われそうですが、日本のこういうところが捨てたものじゃないと感じています。




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