2019年12月7日土曜日

TED✕Talks に学ぶ その2

TED✕Talks に学ぶ その2

2回目のヒアリングは、「Do nice people finish last or best? Christine Porath」です。



無礼な言葉(incivility)はひどい結果を招き、丁寧な言葉(civility)は良い結果を呼び込むというのがこのスピーチの趣旨です。前回聞いたTED×Talksより主張したいことがダイレクトで分かりやすく感じました。スピーチの流れを分かりやすくしている要素は、その内容だけではなく、以下の「つなぎ言葉」にもあるように思います。

スピーチが始まってしばらくして、こういう表現がありました。「Okey, you may say this make sense.」です。スピーカーが、「無礼な言葉/丁寧な言葉」に関するリサーチを開始して、その研究成果を発表した後、かなりの反響があったという話の後のことです。リサーチの結果が、「意味がある」ことを強調したかったのかなあと思います。

次は、「Let me give you an example what I mean, ~」です。次のリサーチの内容を説明している時のフレーズです。「聴講者」へ問いかける、王道的な「つなぎ言葉」に感じます。

次は、「We are so snecky, ~」です。上記のフレーズの直後、明確な結果を出すため、被験者に意地悪な設問を行ったという内容です。「~のような比較実験を行いました。」というより、「私たちは意地悪でした。」という方が「直接的に」聞こえる効果を狙ったのでしょうか?

次は、「Where do you start? And, how can you people lift up?」です。(lift up)は、「(部下のやる気を)引き出す。」という意味で使われていると思います。「丁寧な言葉を実践する人の事例」を紹介する上で、やはり「疑問文」で、「聴講者」へ問いかけるような表現を使っているのだと思います。

次は、「How did he do it?」です。これも、事例紹介の後半部分で、「では実際はどうやったのでしょう?」という感じの表現でしょうか。日本語のスピーチでもこういう言いかたをするかもしれませんので、英語特有とまでは行かないかもしれません。

最後は、「What I know from my research is ~」です。「このような内容から結論としては~」としないで、「私はこの研究から~という結果を得ました。」という表現でしょうか。「私は~」と強調するのは、違和感を感じますが、あえて強調するのが「英語圏」の表現なのかなあと思います。

チャンスがあったら使ってみたいなあと思います。





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