2019年10月20日日曜日

英語ガイド始めました・中編

英語ガイド始めました・中編





よりによってセンダンかよ!

😰今日の一言は、「Why you chose "Sendan" of all others !」です。

その日のお客様は、東南アジア地域の国から来られた方でした。自分の能力不足の問題ではあるのですが、ゲストが小声で話されるので、聞き取りが大変でした。そういう自分のトークはというと、相変わらずセンテンスがうまくつながらず、優しいゲストに助けられる日々が続きそうです。

さて、その日の数えきれない反省点の中で、いくつか書いてみます。😅

最初の出来事はこんな感じでした。
公園の中を歩きながら、ここでこういう説明をしようという場所にゲストを案内したのですが、この日は日差しがきつく、お目当ての場所は日当たり抜群でした。ちょっと脇に目をやると、うまい具合に木陰があり、そこを指さして、私は「Go to the shadow.」と言ってしまっていました。本当は「そこの木陰に移動しましょう。」と言いたかったのですが・・・。

インターネットの自動翻訳の結果は、「Let's move to the shade of the tree.」でした。その他にも、「How about moving to the shady place over there, 」とか、「Why not move to the place in the shade.」 とかはどうでしょうか。
うまく言えなかった「移動する」は「move」で、「木陰」は「the shade」がよかったようです。

ちなみに「日差しがきついですから、ご注意ください。」と言うのはどう言えばいいでしょう?「Please, be careful of the strong sunshine.」とかはどうでしょうか。

💦 💦 💦 💦 💦 💦 💦 💦 

センダンの花
しばらくして、別の説明ポイントに移動して説明を始めようかというときに、ゲストが上空を見上げて急に「…Sakura…」と言われました。小声だったので、全体が聞き取れなかったのですが、上を見上げて大木の白っぽい花を見ながら話されたので、「これは桜の花ですか」と聞かれたのだと思いました。
それは桜の木とは似ても似つかない木で、しかもこの木に花が咲くとは思ってもみませんでした。さらに頼りないことに、それが本当に花なのかも自信がありません。

木の幹にプレートが付いていて、「センダン」と書かれていました。必死でそのプレートに英語名が書かれていないか捜しましたが、「学術名」という何語か分からない単語があるだけで、英語名がわかりません。よりによってここでセンダンの花に興味を持たれるとは・・・。世の中、何が起こるか分かりません。😏

インターネットによれば「Chinaberry」というらしいです。
もしあの時、この言葉が口から出せていたとしても、何のことか伝わらなかったでしょう。私は木や花のことはからっきしダメで、よく見かける花であっても日本語で何というのか知らないことの方が多いのです。その時は、何かいい話題転換の手段があればと思いました。
(不得意なのは話題を変えてしまうというのがベストだとは思いませんが、アタフタするよりずっといいでしょう。)

次回こそ何か一つでも成功体験(successful experience)が得られるようにしようと思った一日でした。





Killing Time

今日のお客様はビジネスマンでした。明日には帰国するけれども、今日一日時間が空いたのでこの地を訪れたとのことでした。ゲストの本当の希望を把握するだけの力量がなく、断片的な情報の積み上げにすぎないのですが、どうやら求めていたことは、この場所の詳細な説明などではなく、ちょっとおもしろい話や、むしろ日本人との会話だったのではないかと、後で気がつきました。

We came to this city for business, and we came here only to kill spare time.

大筋こんなことを言われたように思います。この観光地のことよりも、自分達の仕事のことについての楽しい会話を期待していたようでした。とはいえ、それでなくてもボキャブラリーや表現が足りないのに、その会話を深めることができませんでした。チャンスは何度かあったと思います。何でできないんだろうと悔しい思いに駆られた一日でした。(トホホ…)




何で固まってしまうのか・・・

今日のゲストは4人の学生でした。ゲストには申し訳ないのですが、学生だというだけで少しだけ強気になれるような感じを持ってスタートしました。でも実際に起こったことといえば、実力相応に「フリーズ」の連続でした。

通路から少し移動したところに、他の人を気にせず会話できる場所があります。「そこへ行きましょう。」と言いたかったのでが・・・。「そちらへ移動して、説明したいと思います。」というフレーズは、「Let's move there, and I will explain the next story・・・」か、前半は、「Would you please move there, ・・・」が良いかもしれません。

また、「フリーズ」を誘発した直接の原因は、私の思い込みと、ゲストの予備知識のギャップです。私がガイドしているのは江戸時代に関係のある場所なのですが、「the Edo shogunate」はまったく通じませんでした。「Shogun」は、知っているようでした。仕方なしに「江戸幕府」を「the Edo Shogun」としてしまいましたが、それでは説明したいことが支離滅裂になってしまいます。

こういう時、自分のボキャブラリーのなさにガッカリします。
「the feudal government in the Edo period」もしくは「the government in the Edo period」なら通じるでしょうか?

💦 💦 💦 💦 💦 💦 💦 💦 

その次に「元々からあった建物はほとんどありません。」といいたいと思ったのですが、うまく言えません。

「Remained buildings are rare!」 

ぎこちなさはいかんともしがたいのですが、こんな風にとっさに言えるようにはとても思えませんが、次回はこういってみようと思います。






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